かがり名古屋帯

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これはお客様からお預かりしている帯地です。
手織りのものでなんとお客様ご本人が織られたのだそうです。
みずみずしいきれいな色ですよね〜。
これを何色と言うのはとても難しいです。
緑色・翠色、常磐色、う〜ん、難しい・・・
草木染めなんですか?とお聞きしたところやはりそのようです。

なんでも長野で1週間みっちり教えてもらいながら帯地を織るという
短期講習があったのだそうです。

1週間で織りきるってすごいと思います。
機にかける前の作業もやるのでしょうか?
整経、おさ通し、緒巻き、そうこう・・・緯糸の手はずもあります。
緯糸は太く束ねられているので、織ること自体はすいすいいきそうです。

なんて・・・つい織っていた頃のことを思い出してしまいます。


さて、本題です。

この帯幅、7寸9分でした。
名古屋帯の垂れ(お太鼓にするほう)の幅は基本的には8寸です。
袋帯の幅はそれよりも少し太く8寸2分です。

ですので、この7寸9分が仕上がりの幅となります。
厚みもありますので芯を入れる必要もないでしょう。

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そのような時にはかがり帯といって、はじをかがり縫いにする方法をとります。

この幅ですと「手」(お腹に巻くほう)のほうも真半分にすると4寸弱と少し狭く感じられますので、手先の1尺ぐらいのみかがって、それ以外は着る時に、袋帯のように幅を調節して着ていただきます。





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まだかがっていませんが、手先はこんな感じ
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by saki-kss | 2013-08-02 07:19 | きものあれこれ
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