袖口考察

先日生徒さんが「くけ縫い」の動画を観たと言っていました。
そういえば、わたしは仕立てに関しては動画を見たことないとはたと思い、
どういうのがあるのか試しに検索してみました。

ま、くけ縫いはいいのですが、ちょうどいいのがありました。
匠の袖縫いです。


技能士会の会長さんですね。東京マイスターであられるO氏です。

技能士会には尊敬する先生もいらっしゃるし、わたしも入ろうかどうしようかと悩ましい思いも抱いているのですが、東京に出るのがめんどう、東京にあまり行きたくなかったり、親睦にあまり興味がなかったりで腰が重くなっています。技能向上はしたいのですけれど。


O先生も男仕立てですね。わたしもです。
やっぱりあぐらをかき、足を利用する男仕立のほうが断然合理的だと思うのですが、
近頃は少なくなっているようですね。

O先生もおっしゃっていますが、袖はなんといってもさまざまな技術の集積でそれがきれいにできれば一人前です。

永遠の課題である袖!動画を見ながら、同じ、同じとつぶやいたり、おぉ、そこそうするのかと
学んだり、やはり時おり匠の技を拝見することはためになりますね。

袖口のふきと袖口下は中でも難しいところです。
O先生は袖口縫いの最初と最後、端の部分を身頃の裾のふきをつくるように1分表地を下げています。
わたしはそういうやり方をしていたこともあったのですが、今は下げていません。
今回はそれを見習ってやってみました。

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これですね。

それからそのあと、袖口を表地と裏地を2本取りの糸で結ぶところ、カットしてましたね。笑
なんでかな?企業秘密でしょうか。
そこ見たかった!その結ぶ時のすくい方にもかなりコツがいりますよね。

それでこうなりました。
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身頃の裾ふきのように表地が減っています。

わたしとしてはここまで減らないで、あと裏地のふきが、表地の減るのと対称的にでるのを理想としています。

まだまだ課題は続くのでありました。
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by saki-kss | 2017-02-17 22:19 | 技術
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