カテゴリ:自己紹介( 2 )

草苑

今日はきもののはなしではありません。

なぜわたしの屋号に「草苑」という文字が入っているかを簡単に説明してしまいましょう。

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これは我が庭、今年の5月26日の庭の様子です。
実は庭づくりや植物栽培にも力を入れているんですね。

樹木、山野草、薔薇、みんな好きなんです。
薔薇をのぞけば園芸品種よりも人間の手の入っていない、楚々とした野生種のほうが好きです。
そこには人間の交配した美をはるかにしのぐ美と驚きがあります。これはあくまでも私感ですが。

そうはいっても、薔薇の魅力もはずすわけにはいきません。
無農薬では薔薇は育たないとある時期は言われていましたが、ここ20年ぐらいで様相はかなり変わってきました。
わたしも最初から無農薬で育てています。
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特にオールドローズという古い時代の薔薇が好きです。

この暑い時期になると汗水たらして生産、販売されているバラナーサリーのたいへんなことを想います。


それから、
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7月16日発売のこの園芸雑誌に拙庭が掲載されています。

もしも興味のあおりの方はちらっと見てくださいませ。
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by saki-kss | 2015-07-29 20:42 | 自己紹介

自己紹介

わたしは、きものの仕立てに従事すること25年、運動選手のように、
あるいは、修行に励むが如く、日々布を前にせっせと仕事を続けてまいりました。

毎度同じようでもありながら、毎度違う布と出会います。
今では縫うことがあたりまえになった毎日ですが、若い頃はこのような職業に就くとは
とても予想さえできませんでした。

大学は文学部、仏文学科。といえど、大学はまるで芝居をするために通っていたも同然で、
学業の方は本末転倒の誠になさけない状態でした。
将来の仕事を想像する気もみじんもなく、若者が抱える悩ましさをわたしも抱えていたのでした。

月日は経ち、子供を産むという経験で状況は一変しました。
仕事のことをまじめに考えなければいけない。
長きにわたってできる仕事を、およそ老いて仕事ができなくなるまで続けられる仕事をしよう!
そう突然おもったのです。

おもしろいもので、その時天啓が降りてきたというべきでしょうか、
私の脳裏にはそのとき、「きものの仕立て屋」か「助産婦」という言葉が出てきました。

助産婦は、自分が子どもを産むという体験から、いかに出産の時が、子どもにとっても
母親にとっても大事かということを身にしみて感じたのです。
しかしながら、その頃も、また、今に至るどの時期も、助産婦になるべく学校に通える余裕はありませんでした。

ですから、答えは決まっていたのです。
きものの仕立てにそれまでなにか縁があったのかというとそんなことはなく、
ただただ、手仕事が好きだったという理由からでした。
自分の中にどこか職人的なところもあったのでしょう。

そうこうして修行の年月が過ぎ、独立し今に至っています。
仕事がある限りこの仕事を続けていく、その想いは今でも変わりはありません。

きものが伝統産業であるということに胡座をかくでもなく、ただ、この仕事を日本人の手で
少なくとも私は守ってゆきたいとおもうのであります。

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現在は樹木と草木などに囲まれた環境の中で仕事に向かっております。
「咲季きもの仕立て草苑」と名付けたのもそのような環境があってのこと。
できる限り良い仕事を、力量のかぎり精一杯することを努めております。


仕立て屋
咲季きもの仕立て草苑 矢崎恵子


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by saki-kss | 2010-08-18 21:49 | 自己紹介