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振り袖を七歳祝い着へ

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以前ちょっと触れた「振袖を七歳祝い着」の着物が縫えました!
これは前身頃と袖の部分です。

befour / after で見ましょう。笑。

befour
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まだ振袖の袖の状態です。

after
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こうなりました。
焦げ茶の部分をだいぶ切って可愛くなりました。
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反対側はあっさりとしています。
柄がこどもでも着られる柄でよかったです!

次に見頃
befour
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これはまだ振袖

after
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ちょっと写真がぼけてしまいましたが、七歳のほうです。
七歳のきものは着てみると柄の出る部分はだいぶ少なくなります。
これも焦げ茶色の部分を切って愛らしくなりました。

かなりいい感じになったのではないかと思っております。

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こどものきものって可愛いですよね♪
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by saki-kss | 2013-08-26 21:37 | 技術

アジアの布で名古屋帯

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お客様のご依頼でお手持ちのアジアの布で名古屋帯を仕立てました。

幅が50センチほどで長さが160センチほどの布が2枚ありました。
そのままでは作れません。

ハギの部分は着ている時に見えないところで。
お太鼓の裏にあたる部分が足りないので八掛の布を使いました。
お客様がちょうどお持ちでした。


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これは帯の「手」の部分です。
先端はなるべくきれいなところで。
帯を体に巻き付けるときに一重目になるところは見えないのでその部分に
幅的にも何枚かはがなければならなかったものをもってきました。

こうしてお気に入りの布で帯をつくれば大変リーズナブルなお値段でできます。
もっとも布自体がたいへん高価だという場合もあるでしょうけれどね。


どれだけの長さ、幅があればできるか?
足りないときはどうすればよいかなどご相談にものらせていただきます。

いかがでしょう?素敵ですよ〜♪
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by saki-kss | 2013-08-20 18:00 | きものあれこれ

千代田衿コート

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これはなにかと言うと
なんでしょう?

といっても見慣れない部品ですよね。笑。

答えは千代田衿のたて衿の裁ちです。

これは裏から見たところですが、見ての通りカーブを描いていますよね。
型紙を使っているんです。

何が難しいって、やはりきものは高価なもので、布も限られているので失敗が許されないことですね。
どの着物でも裁ちの時は何度も何度も確かめてこれでいいのよね?と自問自答します。
誰かが「それでいいんだよ。」と声をかけてくれればいいのにと思います。
が、しかし、誰もいないのでいつも緊張しながら裁ちをします。

こういう変化衿の裁ちはいっそうです!

裁ちが終わるとほっと息をつき・・・

さてできました。
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と、こうなります。
衿の部分の裁ちを撮ってなかったのが残念です。

カーブの縫いはなかなか難しいです。
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飾りボタンをつけて、できあがり〜。
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by saki-kss | 2013-08-18 19:05 | 技術

黒留袖を被布衿コートに その2

以前当方のブログで「黒留袖を被布衿コートに」と題した記事をご覧になってくださったお客様が、同じ内容の仕立直しをご注文してくださいました。

今回は三尺を越える長コートですので、長さが足りるかということも考慮しないといけません。
幸い袖には紋が入っても良いとのことなので助かりました。

裏に折り返ったところでかつての八掛をはいで羽裏とはいでゆきます。

いろいろなところを考慮しなければいけないわけですが、被布衿の分があるかとか、
とりわけ前身頃の裁ちは難しく慎重になります。

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以前の記事の時も書きましたが、たて衿(長着のときのおくみ)との接合部分は絶対合わせなければ
ならないため衿下がりから柄のところまでけっこう斜めに裁ちます。
ただ今回は長さが長くあったのでその意味では少し緩やかになりました。

刺繍はミシン刺繍なのですが、かなり糸が密に入っているため厚みが出ています。

できあがったら重厚感のある素敵なものになりました♪
直して着られるっていいですね!


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庭のレンゲショウマがきれいに咲いています。


☆仕立物をどこに出したらよいかわからないというお客様!
ぜひ当方におまかせください!
新しいものはもちろん仕立て直しも大歓迎です。
仕立に関するあらゆるご相談、承ります。

夏は比較的早くお仕立できますので。
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by saki-kss | 2013-08-06 00:39

かがり名古屋帯

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これはお客様からお預かりしている帯地です。
手織りのものでなんとお客様ご本人が織られたのだそうです。
みずみずしいきれいな色ですよね〜。
これを何色と言うのはとても難しいです。
緑色・翠色、常磐色、う〜ん、難しい・・・
草木染めなんですか?とお聞きしたところやはりそのようです。

なんでも長野で1週間みっちり教えてもらいながら帯地を織るという
短期講習があったのだそうです。

1週間で織りきるってすごいと思います。
機にかける前の作業もやるのでしょうか?
整経、おさ通し、緒巻き、そうこう・・・緯糸の手はずもあります。
緯糸は太く束ねられているので、織ること自体はすいすいいきそうです。

なんて・・・つい織っていた頃のことを思い出してしまいます。


さて、本題です。

この帯幅、7寸9分でした。
名古屋帯の垂れ(お太鼓にするほう)の幅は基本的には8寸です。
袋帯の幅はそれよりも少し太く8寸2分です。

ですので、この7寸9分が仕上がりの幅となります。
厚みもありますので芯を入れる必要もないでしょう。

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そのような時にはかがり帯といって、はじをかがり縫いにする方法をとります。

この幅ですと「手」(お腹に巻くほう)のほうも真半分にすると4寸弱と少し狭く感じられますので、手先の1尺ぐらいのみかがって、それ以外は着る時に、袋帯のように幅を調節して着ていただきます。





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まだかがっていませんが、手先はこんな感じ
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by saki-kss | 2013-08-02 07:19 | きものあれこれ