衿先裏

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いつもうまくいくわけではないのですが、これはいいですね。笑

衿先の裏側です。
こんなところも意外と難しいのです。
角のところは表も裏も同じ3寸の幅、そこから急に舟底型に裏だけ減らしてゆくのですから、
無理をしないといけません。

これもやはりコツがあります。
こんなことも修行中に習ったわけではなく、長い年月の間にこうしたらいいかなと
練ってたどりついた結果です。おおげさですけどね。

技術の向上は際限はなくひとつの箇所に何年、何十年と経験してやっとそうか!と
わかることもあります。

発見があるっておもしろいですね!
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# by saki-kss | 2016-08-30 22:00 | 技術

ぜんまい織紬

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ぜんまい織の紬を仕立てました。

ぜんまいとは山菜のぜんまいです。
絹の糸にゼンマイの綿毛を混ぜ込んだ糸を部分的に使っています。茶色のかすれたようなところがそうです。

ゼンマイの綿毛はなにしろ短毛ですからそれだけで糸にすることはほぼ不可能かと思います。

ガマの穂の綿毛を綿糸に混ぜ込んだ布も見たことがあります。
ガマといえば昔は蒲団に使っていたというのにもびっくりした記憶があります。
字がそうですね、ガマ=蒲ですね。

ぜんまい織は主に日本海側、秋田とか山形で生産されているようです。

この夏はもう一枚仕立てる予定です♪


☆ 咲季きもの仕立て草苑では随時仕立ての注文をお受けしております。
また、仕立のご相談にものりますので、お気軽にお電話ください。

また、和裁教室も随時募集しております。
ゆかた一枚、自分のものを縫ってみたい方からプロをめざす方までできるかぎり対応させていただきますが、プロ志望の方でも、とうほうは訓練所ではないため、縫うものはご自身で用意してください。
実力があがり、仕事をさせても大丈夫と判断した時にやっていただくことはあると思います。
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# by saki-kss | 2016-08-17 21:06 | きものあれこれ

八掛 カラーサンプル

 
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本日は裏地の紹介です。
近頃はネットでも格安の裏地が売っていますが、大事なことはやはり品質です。
きものを美しく仕立てるには裏地もとても重要です。
ぱっと目には差が感じられなくても、触ってみれば違いがわかります。
わたしも裏地はいろいろ縫わせていただいておりますが、その中でも最も良いとお勧めできるものがこのメーカーのものです。

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表地が主に柔らかものの場合は1枚目、2枚目の画像のタイプ
「ぼかし」と「無地」があります。
品質は2種類あり、通常の市価では16.000円以上のものが当方では、11.000円ほどで、
市価では18.000円以上のものが、12.400円でお使いいただけます。

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表地が紬の場合、特にお勧めしたいのがこれ、真綿紬です。
表地との相性がよく、肌触りも抜群です。
これは市価では20,000円近いものですが、とうほうでは13,300円でお使いいただけます。

また、べつ染めも可能です。
例えば真綿紬で「ぼかし」のNo,○○をのように、サンプルにある色の範囲で染めることができます。その場合は1,500円プラスです。

また、羽二重同裏地も3種類ありますが、すべて樹脂加工していない最高級のものです。
今市場に出回っているほとんどのものは、この樹脂加工で目方を増やしているのだそうです。
お値段は8,000円からです。

☆紬用の胴裏もあり、節の入った質のとてもよいものです。これは10,700円
かなりお勧めです!

これらは当方で仕立てることが基本です。が、裏だけ欲しい方もありです。
どうぞお気軽にご相談ください。

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# by saki-kss | 2016-08-12 22:33 | 裏地

夏には何を縫うか?

という質問をときどき受けます。
質問者はその後たいがい「ゆかた?」と聞いてきます。

いやいや、ゆかたはそれほど縫わないんですよ。
今年はめずらしく3枚縫いましたが平均すると年に1〜2枚かな?

夏には薄物、絽とか紗とかは縫いますし、麻もあります。
でも、普通に袷も多いんです。
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これは付け下げ小紋の袷、一見小紋っぽいですが裾の方が絵羽になっています。
この生地は縫い易かったです。

そういえば、修業時代、わたしの先生に聞いたことがありました。
どういう着物が好きですか?と
そしたら、先生
「縫い易いきもの」と 笑
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# by saki-kss | 2016-08-07 23:57 | きものあれこれ

麻のきもの

もうすでに1年の半分を折り返し7月も半ばです。
梅雨は開けていないのか?6月よりむしろ雨の多いこのごろ、
すっきりと晴れ間の覗くことがありませんね。

むしむしっとした日でも快適なきものといえばやはり麻です。
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これは小千谷縮 とても軽く撚りが強いので肌に張り付くことがありません。

かつては麻の反物は水を吹きかけるとけっこう縮んだものですが、
近年は、(まぁものにもよるのでしょうが)あまり縮みませんね。
これはお客様にとっても仕立て屋にとっても喜ばしいことです。


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染織りをやっている友人(カナダ人)の海外からのゲストに教える講習会、
「印半纏を染めて縫う」というものですが、6〜6月にかけてもやりました。

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みなさんすごいですよね!!
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まだ袖がついていませんが力作ぞろいです。

印半纏を縫うのは日程的にかなりハードでしたが、みなさんよくついてきてくれて
無事に縫い上げることができました。
4日かかるような内容を3日であげたので深夜に及びました。

これだと洋服の上からでも羽織れるので好評です。

この講習は来年はもっと忙しくなりそうな予感.....
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# by saki-kss | 2016-07-18 22:02 | きものあれこれ

鶴の黒留袖

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鶴が群れをなして飛んでいる気持ちのいい柄の黒留袖です。
これも数日前宅急便の〆切時間10分前に駆け込みようやくセーフ!
14日がお式だということでなんとか間に合いました。^^;

黒留袖はぐしびつけがめだつのでたいへん気を使います。
そのへん色の淡い色留袖とは違いますね。

こうしていつもお仕事がいただけることを本当にありがたく思います。^^。

着物業界は低迷しているという話とはうらはらに、きものを愛好する方も多くおられるようです。
若い方も。
寸法直しや仕立て直しのご相談はどうぞお気軽にお電話ください。


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# by saki-kss | 2016-05-15 18:06 | きものあれこれ

手刺繍のきもの

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ここのところ続けてて刺繍の肝の,付け下げ,訪問着を縫っていました。

やはり手刺繍は優しく繊細でいいですね〜!
たったひとつの花を刺繍するのにもたいへんな時間がかかっていると思います。
ゆえに現在では手刺繍の豪華なものはほとんど見られません。

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ミシン刺繍との差は表からみてももちろんわかりますが、裏から見るとてきめんにわかります。
(写真はありません。^^;)

やわらかさと堅さの違いですね。

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ちょっと画像がぼやけて暗いのが残念ですが、これも見事でした。
繊細な花々刺繍なさったかたの優しさがにじみ出ています。

こういった仕事はこれからもずっと遺してゆきたいですね!


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当方では和裁の教室もやっております。
自分のものを縫いたい方からプロをめざす方まで、
その方の希望にそって、最適な指導を心がけます。
また、「ゆかたを1枚縫いたい」というのでもけっこうです。
ただし、ゆかた1枚縫うのもけっこう時間はかかります。
3時間×9〜10回はかかると覚悟してくださいませ。
3時間で2,500円です。
まずはお電話を!


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# by saki-kss | 2016-04-02 07:24 | きものあれこれ