桐生絞り

あけましておめでとうございます。

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新年の初仕事は「桐生絞り」です。

柔らかい紬地に絞りです。
地色をまず絞る前に一度染めて、
次に横段に7〜8ミリ間隔で縫う絞りですが、
一部この絞りをやらないで、丸く抜けているところがあるので
ちょっと複雑です。

産地の職人さんもがんばってくださいませ!


今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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# by saki-kss | 2014-01-05 23:26 | きものあれこれ

部分刺繍の道行コート

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形的には普通の道行コートなのですが、衿回りが変わってます。
おしゃれですよね。
ここだけ刺繍になっています。

古典的でありロマンティックでもあり今風でもある。
なかなか素敵なコートでした。
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# by saki-kss | 2013-11-16 00:47 | きものあれこれ

都衿コート

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久々の都衿コートです。
まだこれ完成形ではないのですが、衿の角が丸いですよね。
実は技術的にはとても難しいのです。

型紙を使って裁ちをして縫います。これが緊張するんです。
国家検定の1級の技術試験に部分縫いで課されます。
試験前に毎日毎日縫った記憶が蘇ります。うぅ・・・

凹面のカーブと凸面のカーブを合わせて縫うところが特に難しいですねぇ。
ほんの少しでもずれて縫うとその「荒ら」が見えてしまうので気を入れて縫います。
カーブもきついので縫い代のしまつもたいへんなんですよ。

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一反もので長さが十分すぎるほどあったので、身頃とたて衿はもちろん、小衿(縁の狭い幅の衿)
の柄を合わせました。

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自分で言うのもなんですが、なかなかうまいですね。^^;
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# by saki-kss | 2013-10-25 21:25 | 技術

結城紬

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久しぶりの結城紬でした。

やっぱり結城はいいですね〜〜。
紬の中で1.2を争うほど好きです。

軽さ、暖かさ、柔らかさ、布の厚みも厚すぎず薄すぎずで、どれをとってもすばらしい!

重要文化財に指定されている結城紬にはさまざまな制約があります、その中でも
特に厳しいと思われるのが「縦糸も手紬で」ということです。

だいぶ前結城にその「縦糸も手紬で」いざり機で織っていらっしゃる姿を見たことがありましたが、
まぁたいへんです。
よく切れます。
そのたびに手を休め切れたところをつなぎ待ち針で留めておきます。

縦糸を機械を使って紡いだものでもすばらしいと思います。
それだってやはりたいへんであることは間違いないのです。


この生地は清らかな桜色。
素敵な色です。

若い方にはぜひ着ていただきたいようなお色です。
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# by saki-kss | 2013-10-01 19:41 | きものあれこれ

アンティークきものの寸法直し

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近頃は若い方できものを好んで着られる方がけっこう増えているのでうれしいかぎりです。
しゃちほこばったいかにもよそ行きというよりは、普段着仕様でありながらおしゃれ心にあふれているようなのが好ましいです。

私自身は、きものやきものに近いものをもっと着ようと反省しています。

それはさておき、今はアンティークきものが盛んですが、そのきものの持ち主だった方はたいてい今の人よりも
小柄なので、サイズが合わないということがしばしばあります。

そこで寸法直しです。

「裄」ゆき・・・変わった言葉です。由来はなんでしょうね?
        ま、それはともかく、肩幅と袖幅を足したものです。

合わない場合は、たいがい足りない状態です。
肩幅と袖幅、縫い代がどれだけあるかが決め手です。
日本女性の体が小さかった頃は反物の布幅も狭いので、それほどは期待できないかもしれません。
でも、1センチ、2センチ出てくれるだけでも違ってきます。

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これは単衣きものの袖付け、裏側から見たところです。

着物が単衣の時は縫い代が見えているのですぐ判断できます。
この場合はけっこうあります。
布幅が1尺あるのです。
何を隠そうこれは私が初めて自分で染めて織ったものです。^^;
地色は「くず」で染めました.思いのほか清々しい色に染まり気に入っています。

一方、袷(あわせ)の時は判断しにくい面もあります。
とにかく触ってみましょう。
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これも袖付けを裏側から見たところです。
胴裏地はわかりますね。
表地はわかりにくいです。
触ると縫い代の耳が感じられるはずです。

それでも微妙なものをはっきりさせるには裏の袖付けの一部をほどけばよいのですが、ほどいたところが、ほとんど縫い代がなかった(=伸ばせない)という場合もあります。
そのときはほどいたところを再度縫い合わせるだけですが、それもめんどう?

「身丈」みたけ・・・これは肩山から35センチぐらい下がったところの「あげ」の部分がどれだけあるかで決まります。
ただし、身丈を伸ばすにはあげを出すだけではなく「おくみ」もほどいたり衿もほどいたりしなければならないので、けっこう大仕事になります。

「身幅」みはば・・・基本的に脇縫いで広げます。
単衣の場合はまぁ、それほどではありませんが、袷の場合はなかなか手間がかかります。


諸々、とにかく悩んでいる際にはどうぞ相談なさってください。
できるかぎりのことはいたします。

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これも自作です。
国立の谷保天満宮の梅の枝を切っている時にいただき染めました。
さわやかなお色です。
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# by saki-kss | 2013-09-13 10:59 | 技術

振り袖を七歳祝い着へ

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以前ちょっと触れた「振袖を七歳祝い着」の着物が縫えました!
これは前身頃と袖の部分です。

befour / after で見ましょう。笑。

befour
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まだ振袖の袖の状態です。

after
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こうなりました。
焦げ茶の部分をだいぶ切って可愛くなりました。
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反対側はあっさりとしています。
柄がこどもでも着られる柄でよかったです!

次に見頃
befour
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これはまだ振袖

after
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ちょっと写真がぼけてしまいましたが、七歳のほうです。
七歳のきものは着てみると柄の出る部分はだいぶ少なくなります。
これも焦げ茶色の部分を切って愛らしくなりました。

かなりいい感じになったのではないかと思っております。

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こどものきものって可愛いですよね♪
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# by saki-kss | 2013-08-26 21:37 | 技術

アジアの布で名古屋帯

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お客様のご依頼でお手持ちのアジアの布で名古屋帯を仕立てました。

幅が50センチほどで長さが160センチほどの布が2枚ありました。
そのままでは作れません。

ハギの部分は着ている時に見えないところで。
お太鼓の裏にあたる部分が足りないので八掛の布を使いました。
お客様がちょうどお持ちでした。


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これは帯の「手」の部分です。
先端はなるべくきれいなところで。
帯を体に巻き付けるときに一重目になるところは見えないのでその部分に
幅的にも何枚かはがなければならなかったものをもってきました。

こうしてお気に入りの布で帯をつくれば大変リーズナブルなお値段でできます。
もっとも布自体がたいへん高価だという場合もあるでしょうけれどね。


どれだけの長さ、幅があればできるか?
足りないときはどうすればよいかなどご相談にものらせていただきます。

いかがでしょう?素敵ですよ〜♪
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# by saki-kss | 2013-08-20 18:00 | きものあれこれ