身丈不足の継ぎ足し

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いよいよ今年も残すところ今日明日となってしまいました。
まさに年の瀬、この12月はおかげさまで仕立ての収めに追われてんやわんやでした。
そのうえ、印半纏作りがごく一部で静かなブームになっており,それの講習などもおこなっていたせいで、危機的に忙しかったです。

でも人間せっぱつまるできるものですね。
この年でも時間的に新記録というのでせうか、単に仕事時間が長かっただけかもしれませんが、
まぁ、やりました!

ひとつのことに集中して身を傾けてやっていると,突破した感が生まれることがあります。
この12月をこなして今、そんな感があります。


12月は大島が何枚か続きました。
上の画像は白大島です。
雪輪の文様がたいへん美しいですね。
この絣の技術はたいしたものですねぇ。
地の色が白いというのは絣がいっそうたいへんなのではないでしょうか。


さて、今日の本題は、仕立て直しのときに身丈がけっこう足りないときに
ほどこすのが「継ぎ」という手法です。

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この継ぎ、かなり気を使うんです。
身頃を切るんですから。まちがいは許されません。
いつも慎重に慎重を重ね、不安な気持ちを抱えてやっています。笑
切る場所はおおまかに2カ所が可能です。

ひとつはおはしょりの中に入る部分、
もうひとつは帯の中に隠れる部分です。

で、どっちのほうが安心かというと前者かなと思います。
結論として、その方の褄下から上に2寸からはじまると(上に)安心ではないかと。
幅も限度はあります。
3寸程度ならまちがいないと思います。
 
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それから、当方では和裁の教室もやっております。
自分のものを縫いたい方からプロをめざす方まで、
その方の希望にそって、最適な指導を心がけます。
また、「ゆかたを1枚縫いたい」というのでもけっこうです。
ただし、ゆかた1枚縫うのもけっこう時間はかかります。
3時間×9〜10回はかかると覚悟してくださいませ。
3時間で2,500円です。
まずはお電話を!


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来年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまよいお年をお迎えください。
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by saki-kss | 2015-12-30 20:59 | 技術
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